8/31 ジョン・キャンベルによるヨガ哲学
インド·チベット仏教とタントラ – 「バジュラ身体のヨガ」
チベット仏教徒たちは、密教タントラの「バジュラ手法」を究極の真実在に対する仏の解放された見識に基づいた、身体・精神のための最も高度な手法だと長い間考えてきました。この究極の真実在とはダイヤモンドのように最高にパワフル、割れない、神性という意味で「バジュラ」と記述されることが多いです。また、「至福・自由・不可」または「在、意識・至福」(sat-cit-ananda)と同一視されます。自我中心の無知から通常の身体・精神複合体を解放するためには儀式と瞑想が同時に行われました。後半のインド仏教とチベットでは、この道は啓蒙の道を歩むものにとっては誰にも不可欠であると理解されていました。故に、貴重で非常に強力な密教道のより進行したレベルのヨガ技術は、すべての超強力なツールと同様に不正確に利用されると潜在的に危険だとみなされています。これは、一般的にタントラ修練システムで教祖(マスター)への依存に大きな重点を置く理由です。
仏教とヒンドゥー教のヨガのシステムはサムサーラの中で汚れと悲惨な存在から実践者を抽出しようとするところが密接に関連しています。タントラヨガの実習では、人間の生の経験を変換のための基礎として取り扱います。まわりの他人に自己解放を発見するのを手伝うための知恵と同情の努力を必要としない継続性を維持しながら、自分の中に無限の世界の体験を探求するように教えています。
タントラの道では、実践者は儀式の手段、(マントラ、ムドラ、および曼荼羅)をヨガのアーサナ(体位法)、プラナヤマ(風力エネルギー制御)、およびプラテャハラ(制感)の介入と一緒に学んで行きます。儀式妙技が瞑想的な安定化を高めるによって生まれた洞察力と結合される上、実践者の微妙な身体・心の風エネルギー(プラーナ)のヨガの操作は真実在そのものを再構築し始めます。最終的には、仏彼自身のように、この「実所」を覚醒の神性の領域として見ると言われています。
ワークショップのこのセクションは、我々が今日知っているヨガの修練に最も影響力のあるインドのタントラの中心概念と哲学の入門に役立ちます。講義では、重要な用語の入門や視点(仏教とヒンドゥー教の両密教)が提供され、いわゆる現代のヨガにどのように影響を与えたかが供述されます。講義を通して、基本的な瞑想が紹介されます。限られた時間のなかで、個人的な修練の理解を深めることができます。
日時: | 8月31日(月)12:45-18:00 |
講師: | ジョン・キャンベル |
料金: | 一般&ブリッジ 12,000円 養成 11,000円 |
場所: | 東京都港区南麻布5−10−26 ORE広尾ビル4階 ビーヨガジャパン(Googleマップで見る) |
言語: | 英語 (日本語通訳付き) |
通訳: | 高橋はるか |
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