「体感。ヨガ哲学」シリーズ
第二回のテーマは「サット」です。
Zoomによるオンラインワークショップです。
日時:2020年10月27日(火)14:30-16:00
講師:マック久美子
料金:4,000円(税込)
お申込み:こちらよりお願いします。
秋が来ると思うのは十五夜。なかなか中秋の名月を眺めながらお祝いをする時間は作れなくとも、澄んだ空に眩しい月が見えると、心が癒されます。十五夜のお祝いの始まりは、平安時代とのこと。貴族たちが、秋に池や盃の酒にうつった月を見ながら、詩歌や管弦を聞いて楽しみ出したことからはじまったそうです。
ヨガの世界でも、澄んだ池にうつる満月が喩えとしてよく使われます。池の波が激しければ、池の中は濁り、満月のそのままの姿をうつしだすことができない。波の動きが静かになると、満月の姿がそのままうつしだされ、その光が池の中にも視野を広げてくれます。ヨガでは、心が静寂になり、その動きが静まると、自分が生まれ持っている純粋な知性を内側で見つけられると言います。純粋な知性がありのまま心にうつり、その光が心の中を照らし、今起きていることをありのままの姿で見、受け入れ、対応できるようになるというお話のたとえです。
「サット」は、純粋、純粋知性、または、本来のありのままの姿、などの意味があります。ヨガのプラクティスを通して、サットを体験し、その光で心を充電すれば、癒されると同時に全てをありのままの姿で見て、受け入れ、対応できるようになります。
まず空が澄んでいなければ、月は見えないです。内側のサットの光を見つけるために、浄化を重視したプラクティスをしていきます。身体と心を浄化すると、思考から解放された心は静寂になり、外界で起きていることに全く左右されない純粋な自分が見つかります。内側にある光と言っても良いでしょう。瞑想でその光をたっぷり心と体に浸透させます。異変の多い生活の中でも困難を受け入れつつ、ポジティブな生活を保っていくことができるようになるでしょう。
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