グラミー賞

昨晩のグラミー賞は、アデルが圧倒的に6つの賞をとりました。みかけではなく、技術で賞をとった人の一人です。声門の手術をして5ヶ月間声をだすことができずどれだけつらかったことでしょう。それを乗り越え、昨日も人々の心をうつすばらしいパーフォーマンスをくりひろげていました。

(この歌で賞はとっていないけれど、これが一番好きなのでここにいれてしまいました)
ホイットゥニー・ヒューストンの死でグラミーも彼女への追悼、ニュースもすべてホイットニーのことばかりで、もう少しアデルに注目をしてもよいのではと思うのですが、ホイットゥニー・ヒューストンも本当にプロの歌手でしたね。マイケルジャクソンと同じで、プライバシーのない生活に耐えきれず、マスコミの話題の犠牲になった有名人の一人ではないでしょうか?天にめされて、永遠の平穏をみつけてほしいです。
http://www.youtube.com/watch?v=vroAiClHdCY&feature=related
グラミーのホイットゥニー・ヒューストンへの追悼で、彼女の歌をささげたジェニファー・ハドソンのプレッシャーはどれだけのことだったでしょう。見事に自分の歌にして、皆に涙をさせるパーフォーマンスでした。実力のある歌手です。
http://www.youtube.com/watch?v=HzMsEvUxFc4&feature=related
ライブで歌をうたうのがどれだけ難しいかは、娘がしばらく本格的にボイスレッスンをとっていたので学ばせていただきました。録音でプロドューサーが調節できるものでもなく、やり直しもききません。一つ音を外すと動揺が次の節にあらわれます。娘の歌の録音のときも、まず録音前の一週間前からは、どんなに暖かい日でも首にマフラーをさせられ、喉を守らせらていました。自制が必要です。実際の録音の日は、小さな部屋にピアノ奏者、先生と、娘がはいり、キーが高いことろでは思わず先生が必死になって娘のおなかをおし、歌の感情をだすために先生が体中を使って指揮をしていたのを思い出します。
アデル、ホイットニー・ヒューストン、ジェニファー・ハドソンはほとんど動かずに歌います。歌だけに皆の神経が集中します。踊りでごまかせません。この3人の歌をきくと、今の自分に課されている仕事、責任をもっとプロとして奥深く質の高いものとして遂行したくなります。人にインスピレーションを与える人たちをグラミーで拝見しました。
久美子

コメントを残す