新年のご挨拶に、健康が基本とニュースレターに書かせていただきながら、教えるためのヨガだけをして、自分に必要なヨガを怠り、生まれて初めて頭痛に。娘の偏頭痛に4年つきあい、お客様にも何人かそういう方がいらして、対処のしかたはいろいろ学ばせていただいてあっても、いざ初めて自分で経験をし、その痛さには驚き。いろいろな呼吸法、瞑想法があるけれど、いざ自分が頭痛になると、直感がさえず、なかなか自分に必要な瞑想法がうかんでこない。アランの声をiPodで聞いていたら、ふと自分に必要な瞑想法がうかんでくる。やはりグルの必要性を感じる。あとは、心を休ませて、考えないでよいときを作ってあげることの大切さもひしひしと学ぶ。
偏頭痛の場合、原因がいろいろあるため、その人に必要な体位法、呼吸法、瞑想法があり、一つの処方を記すのはむずかしいが、日照時間の少ない一月、2月に多くみられる、季節の影響からくる頭痛や鬱は次のようなものが助けてくれる。朝のカフェイン(緑茶、チャイティーなど)。朝から暗いうちから家中の電気をつけ、それ以外にできるだけ太陽光線の電気を足して、部屋の中を明るくすること。これをしておかないと、鬱や頭痛が先にきて、外にでられなくなる。頭痛の気配を感じたら、またずにすぐに頭痛薬を飲む。日本にあるかどうかわからないけれど、エクセドリンがおすすめ。偏頭痛を克服し、強いお薬をのまなくてもすむようになった娘もエクセドリンはいざというときのためにバッグにいつもしまってある。できるだけおきてすぐに熱いシャワーをあび、用がなくても午前中に外にでるようにする。CoQ10、お魚の油のサプリメントもおすすめ。一日、3回できたら、シャバサナをどこかで10分。午後は、サーノ博士のヒーリングバックペインを読む。この本は、腰痛だけでなく、ストレスからくる頭痛、腹痛などにもよくきく。そして夜は、アビヤンガをして、ぬるめのお風呂にゆっくりつかる。夜の瞑想は、以下の通り。
1)意識を頭の真ん中におき、呼吸を11から0までカウントバックをする。
2)おでこの真ん中、または眉間を人差し指で18回とんとん(2回を1セットで、18セット)とたたいて刺激をする。1セットごとに2秒まをく。
3)それから、両手をジュナナムードラ(人差し指と親指で輪っかを作り、のこりの3本の指はのばす。)にして膝の上におく。
4)おでこの真ん中にろうそくの光を想像して、みつめる。努力をしなくても眩しい光(ジョッティ)がみえていたら、それをじっとみつめ、アイムのマントラをとなえる。できたら18分それを続ける。鈴のような軽やかな音を想像してアイムをとなえる。
5)それから、両手をあわせ、手と手の間に暖かさを感じ取り、両目を手でおおい、その暖かさを頭の真ん中のアジュナチャクラから、のど元ののヴィシュッダ、胸のアナハタ、みぞおちのあたりのマニプラ、骨盤のあたりのスヴァディシュターナ、背骨の真下のあたりのムーラダーラまで、手をずらしておろしていきながら、光、暖かさをチャクラひとつひとつにおくりこむ。
頭痛がない方でも、この時期に、疲れた心を癒し、元気をとりもどしてくれる瞑想法。おすすめです。